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日本-スウェーデンビジネスイベント
MotionSim事業部の永原です。
今年は、日本 スウェーデンの国交樹立150周年にあたり、さまざまなイベントが企画されています。
その中で、スウェーデン大使館商務部(Business Sweden)の主催で、スウェーデンの主要企業とスタートアップ、日本企業、投資家が参加するビジネス交流イベントが、4月23日(月)~25日(水)に
東京で開催されましたので、開発元のAlgoryx社CEOのKenneth Bodinとともに参加してきました。
スウェーデン大使館
Algoryx社CEOのKenneth Bodinと
スウェーデンは人口約1000万人と小さい国にも関わらず、ボルボ、エリクソン、イケア、H&Mなどの多国籍企業に加えて、Sportify、SkypeといったIT系企業を産み、人口当たりのユニコーン企業(時価総額10億ドルを超えるIT企業)の数は首都ストックホルムがシリコンバレーに次ぐという、大変優秀なビジネス国家です。
そのスウェーデンから約150名のビジネスパーソンが参加し、また、ビジネスイベントにも関わらずスウェーデン国王、王妃、スウェーデン大使、スウェーデンの経済関連大臣や、日本からも日銀総裁や経産省幹部が列席、スウェーデン、日本を代表する企業の社長クラスが多く参加する外交的にも重要なイベントでした。
スウェーデン国王のあいさつ
Algoryx社は25社参加したスタートアップ企業のうちの1社になりますが、日本企業とのマッチングやピッチイベントなど精力的にこなし、日本、スウェーデンのターゲット企業に対して文字通りのトップ外交で関係を構築する非常に貴重な機会となりました。
また、今回のイベントを通じて大使館商務部のメンバーとも関係を構築することができたのですが、本年10月のWorld Robot Summitはスウェーデン大使館にとって、今回のイベントと並ぶ大切なイベントという位置づけだそうで、スウェーデン企業のプレゼンスを上げるためのプロモーションを行うようです。
まさしくスウェーデンの技術「AGX Dynamics」を活用した災害対応競技のシミュレーションプラットフォームChoreonoid(コレオノイド)のアピールを、なんとスウェーデン大使館と当社で共同で仕掛けていこうと盛り上がっていますので、こちらもぜひお楽しみにしてください。
最後に、個人的な感想を。
スウェーデン人は男女ともに身長が高く、150人のスウェーデン人に囲まれるとただただ見上げることになり、肩が凝ります。また、プレゼンを聞いていても非常にまじめな感じがして、どことなく日本人に気質が似ているように感じました。王室を持つ国同士、類似点も多いのかもしれません。
シミュレーション技術の普及促進を通じて、日本とスウェーデンの架け橋となる会社になれるよう引き続き精進していこうと感じた3日間でした。